
今回のグランドピアノ探しは、姪っ子の電子ピアノが壊れかけたことがきっかけに始まりました。
私が使っていたアップライトを姪に譲ることにし、私は思い切って、かねてから憧れていたグランドピアノを買い求めようと探し始めたのです。

最近はネットのおかげで田舎にいても様々な情報を得ることができるため、かなりの選択肢が広がりました。日本製はもとより輸入ピアノ、また様々な年代のものまで、世の中にはこんなにも数多くのピアノがあるものかと、改めて感心させられました。ただ、メンテナンスや気候条件などを考慮し、国産ピアノで探すことにしました。
そんな中「ディアパソン」という不思議な魅力を持つピアノを知ったのです。
音源はYouTubeにもかかわらず、その音色はとても円やかでしっとりしていて、尚且つピュアな響きを持っていました。まるで木のぬくもりのある部屋で、挽きたての豆で淹れたスペシャルティコーヒーを堪能しているかのような感じなのです。
そして、「ディアパソン」について調べれば調べるほど、その魅力は増していきました。「国産ピアノ唯一の“一本張り”」「レスローワイヤー」「ドイツ製レンナーハンマー」等々。設計思想にもたいへんなこだわりを感じ、実際の音色を聴いてみたくて宮崎から「くまもとピアノ」さんに行くことに致しました。

くまもとピアノさんでは、森永様の丁寧で適切な説明に加え、写真を交えたお客様との思い出話など、楽しい時間を過ごさせていただきました。そのお姿から、ディアパソンへの愛と情熱、更にはプロとしての自信も感じることができました。
また、折よく来店された常連らしい女性の方がピアノを弾いて下さり、それぞれのピアノを聴き比べることもできました。私自身、ピアノは37年ぶりに再開したばかりでしたので、弾いて下さる方にお会いできたのはとても幸運なことでした。実際の音色が聴けたことで「我が家に来るピアノは、この子だなぁ」と確信することができました。
このような流れで「くまもとピアノさんで愛され大切に育てられた、このピアノ」をお迎えすることを即断致しました。
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その後自宅に迎えてからは毎日、ピュアながらもまろやかで木のぬくもりを感じさせる、多彩な表現力を持った素敵な音色達にたくさんの幸せを貰っております。
まだたった2か月しか経っていないのですが、何だか何年も一緒にいる相棒のようです。レッスンの際も、これまで以上に音の変化を感じることができるようになり、先生にも「とても素敵な楽器とめぐり逢えましたね」と褒めていただきました。
「皆様に愛され大切に育てられた、このピアノ」はこれからずっと素敵な音色に乗せて、たくさんの大切なことを教えてくれるだろうなと感じています。

森永様や調律師の平井様にはこれからもメンテナンスなどを通して、この素敵なピアノを見守っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
また、ピアノを弾いて下さった方を含め皆様との素晴らしいご縁をいただき、心より感謝しております。
森永様、この度は丁寧なご対応を本当にありがとうございました。
高校1年になる娘と中学2年の息子は、共に幼稚園年長からピアノを習っておりますが、マンション住まいということもあって、これまで電子ピアノで練習しておりました。今年に入り、子供達にとって家での練習も、やはり本物のピアノで弾かせてあげることが何より大事ではないかと思うようになり、購入に向けてピアノを探すことになりました。

梱包された真新しいピアノ
アップライト型で探し始め、何軒かの楽器店やピアノ専門店を訪れ、国産品はもとより外国製のものも視野に入れましたが、なかなかこれ!と娘が気に入るものが見つからないまま、ピアノ探しも一旦、暗礁に乗り上げてしまいました。

曲がり切れないため玄関先で立てられる
そこで、10年習っている先生のお宅のピアノがDIAPASONであることから、インターネットで探しましたが、近くで取り扱いや試弾できる楽器店がなくて、やっとくまもとピアノさんのホームページに辿り着きました。
お電話を差し上げ、早速その週末に娘と新幹線や電車を乗り継ぎ、向かいました。
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| 毎日楽しんで弾いている子供達 |
展示されていた猫脚で木目が綺麗なDU-128Fと言うモデルを見て、弾くなり「これがいい!」と即決でした。
DIAPASINはインターネットで調べてもあまり詳しく書かれてなくて、生い立ちから現在に至るまでの歴史を森永さんの説明で良く理解し、やはりDIAPASONに決めよう!と背中を押して下さるものでした。
マンションで制限がある中での練習ですが、ピアノを見て嬉しい気持ちで二人とも日々弾いております。
良い出会いを致しました。本当にありがとうございました。
◇追記
いただいた写真を一枚づつ拝見し、良くぞ我が家にこのピアノが辿り着いたなぁと嬉しくなりました。くまもとピアノさんで購入できて本当に良かったです!
森永さん、先日は遠い所をありがとうございました。我が家のリビングに、ディアパソンのグランドピアノがあるなんて、まだ夢を見ているようです。毎朝、登校前に1時間、帰宅後もすぐピアノに向かう次女は「ママ、本当にいい!このピアノ!」と目を輝かせます。3日前、末娘の誕生日でした。ケーキを食べた後、照明を落とし“ハッピーバースデイ”から始まりリクエスト曲を沢山奏でてくれた次女、とても幸せな音色が部屋中に響き渡りました。東京から一時帰省した長女にはサプライズにしていたので、本当にびっくりしていました(笑)

私たち家族のグランドピアノ探しは、5ケ月ほど前に遡ります。この春、音高のピアノ科に進学が叶った次女、自宅での練習ピアノはアップライトで十分だと思っていた私たちでしたが、主科の先生から、自宅でもグランドピアノでの練習を強く奨められ、本人もアップライトでは演奏上のあらゆる点で不満と限界を感じているようでした。さすがにまずいのかも、、、と意識し始めました。私はピアノと言えば、カワイ、ヤマハ、スタインウェイくらいしか知らず、どうしたものかと何気なくスマホをのぞいてみると、素敵なルックスのピアノを発見!!彫りの施された譜面台におしゃれな猫脚、深いワイン色に目をくぎ付けになりました。名前はディアパソン!?可愛いらし名前だけど、どこの国のピアノなんだろう・・・頭の中は??でいっぱい。ほどなく、そのピアノは「ディアパソン」と言う河合楽器で製造されている、70年の歴史を持つとても由緒ある国産のメーカーであることが判明。調べれば調べるほど興味をそそられ、くまもとピアノさんに行き着きました。今思えば何も決まってないうちの、ほとんど冷やかしのような電話をしてしまったにも関わらず、森永さんは、柔らかい口調でとても丁寧に教えて下さり、その言葉にはディアパソン愛が溢れていました。それから3ケ月間、家族会議を重ね、アップライトの購入でお世話になったカワイさんからはシゲルカワイやGXシリーズを勧められたりと、クリアする課題を経て、再び連絡することができたのは7月の事でした。森永さんからは「色々なピアノを試弾されて、一番気に入ったものを選んで下さい」と言う言葉があり、思い切って夏休みを利用して『グランドピアノ試弾旅行』に出かける事になりました。真っ先に伺ったのがくまもとピアノさん、電話やメールでは何度もやり取りしたものの、初めてお目にかかる森永さんの笑顔に迎えられ、次女と三女が一本張りのDG-183を始め3台のグランドピアノを楽しそうに弾く姿は、ここまでの道のりが長かったこともあり、本当に幸せな光景でした。たっぷりと弾かせていただき、お店をおいとまする際、森永さんから「お会いするのが、今日が最後とならないことを願っております」と言って下さり私も全く同じ気持ちでお店を後にしました。

次の日は宗像大社へ。次女は絵馬に「良いピアノが見つかるよう、また音大に行けますように」と書いていました。娘たちは、森永さんからお土産として戴いたレンナーハンマーのストラップを眺めていて、早い段階から気持ちは固まっていたように感じています。
そして、翌日、太宰府のカワイショップに出かけました。広いスペースにたくさんのピアノが並び圧倒されました。シゲルカワイやGX、ボストンなどたくさん弾かせていただきました。そして、取り寄せていただいたディアパソンのDG-166、次女は弾いた途端そのピアノから離れなくなりました。そして、はっきりと「これがいい!」正直ひと目惚れだったものの、これだけあるピアノの中、少しは迷って当たり前のようにも思ったのですが、このディアパソンピアノに運命を感じずにはいられませんでした。当初反対していた主人も熊本での森永さんのお話を伺ううち、その情熱に真実を感じ、旅の始めの迷いが消え、真剣にピアノ選びを見守ってくれました。「二年後、目指す音大に入れてやれる資金を準備できるか分からないけど、今は力を付けるためにもできることはしてやろう」と言ってくれ、その場で決断してくれました。私は、その言葉が一番嬉しかったです。こうして我が家のグランドピアノ探しは最高の形で幕を閉じました。マホガニーの猫脚タイプは私の好みではありましたが、娘の好きな黒塗りになりましたが、それもまた素敵です!思えば、購入できるかどうかも分からない時期から、私達家族のピアノ探しを応援していただいた森永さんには、本当に感謝しています。くまもとピアノさんがいい!そう思わせてくれた森永さんのディアパソン愛に感動です。
そして、待ちに待った納入の日、興奮を抑えきれない娘達二人、まさに新しい家族を迎え入れるような感覚です。梱包が解かれ、組み立てられて行く作業過程を見守る私達は感動で目頭が熱くなりました。迷いましたが、アップライトは2階で引き続き愛用することにしました。同行された調律師の平井さんはどことなく小泉さん(元総理)に似ていて、調整作業される姿が絵本に出てくる職人さんのようでした。森永さん平井さんお二人から醸し出される素敵な雰囲気が、そのまま私の中のディアパソンです。



くまもとピアノさんのすぐ近くに住んでいた今は亡き私の祖父が、ひ孫のピアノ探しを見守ってくれたのか、くまもとピアノさんへと導いてくれたのでしょう。次女は、ピアノが決まった後に出場したピアノコンクールで良い賞をいただくことができました。ますます意欲が湧いてきたようです。
くまもとピアノさんとのご縁に心から感謝しております。これからも引き続き、ピアノと娘達の成長をどうか見守って下さいませ。 本当にありがとうございました。
森永さん、先日はとても素敵なピアノを我が家に届けて下さって本当にありがとうございました。家族全員、大満足しております。
ここに至るまで、私のためにたくさんの時間を割いていただいた森永さんへ心から感謝致します。
ピアノを買おうと思ってから、娘のピアノの先生にご紹介を受けたピアノ店やその同系統のメーカーを取り扱う楽器店を回りましたが、このピアノが欲しいと言う気にはなれず、どれもしっくり来ませんでした。どこでも中古で充分ですよとか、子供さん(年長児)にはこの程度であればいいとか、似たような言葉が返って来ました。私は、幼児のうちだからこそ、初めて触れるピアノだからこそ吟味して、いいモノを与えてあげたいと思ったのです。
そして、辿り着いたのがディアパソンピアノであり、くまもとピアノさんでした。
それは、きらびやかな音ではありませんが、自分の演奏を忠実に反映してくれる表現力を持ったまさに中立音、私が探していたピアノはこれだ!と思ったのです。対応された森永さんは、突然訪問したにも関わらず、親切丁寧にディアパソンについてご説明下さいました。そして今までお買いになられたお客様の写真を楽しそうに見せて下さり、そこにはディアパソン愛に溢れた姿がありました。

数日後、正式に発注をお願いしたのですが、森永さんをそれからたくさん悲しませることとなってしまいました。この事を周りの方に告げると、ディアパソンに対する反対(笑)と中傷の数々、そしてそれらを私は鵜呑みにして、何度も森永さんに買いますと言っては、やはり止めますと言ってみたり、何度もその繰り返しをしました。今考えると、直ぐに買っておけば良いものをと深く反省しています。
そんな中、ネットで調べるうち、某楽器販売店の中古のディアパソンのDL-132のブラックをみつけてしまったのです。しかも8年落ちと言う美品との事。私と娘はその商品を大阪まで見に行くことになるのですが、なぜか娘が大阪駅に着いた途端に体調が悪くなり、その中古ピアノは見ることができませんでした。やはり、DL-125WFとくまもとピアノさんにご縁があったのだなあと思います。そして何より中立的な音色が大好きです。見ていても、猫脚、木目で惚れ惚れとして癒されますし、自分の音色を育てる楽しみがあると思うのです。こんな流れで大好きなDL-125WFを購入できる運びとなりました。

このピアノを購入決断するに至るまで随分と長い時間を必要としました。周りからの声や色々な噂などを耳にしては、森永さんを本当に信頼しきれなかった私でありましたが、一度たりともそれらの方々や私を非難することなく始終一貫して誠実に対応して下さいました。他店の営業の方々と比べて、言葉は決して多くはありませんが、自分の生き様や在り方で、色んな事を私に教えて下さったように思います。
本当に長い時間、私の常識外れの行動に対して取り乱すことなく(泣)、心無い言動にもずっと耐えて下さった森永さんに心から敬服致します。

森永さんと子供達
ディアパソンが我が家に来てからまだ10日程しか経っておりませんが、ピアノがない時に比べると、とても豊かで濃い時間を過ごせているのと、生活自体が変わり、何かピアノに癒されているような気が致します。以前、BS放送で「響きのスコア」と言うタイトルのディアパソンを創業された大橋幡岩さんのことが紹介された番組を拝見していたので、このピアノが我が家に来るにはそれなりの意味があったのかなぁと思っております。
また、こんな素晴らしいピアノを購入することを後押しし、豊かな時間と人生の礎をプレゼントしてくれた両親に感謝します。
そして森永さん、本当にありがとうございました。これからもまた、たくさんのお力添えやご指導をどうぞよろしくお願い致します。





